東京朝花
Tokyo Asabana
🌸 朝花観察 🌸ヘッドハンター視点で見る Specialist と Generalist —— まったく異なるキャリアの生存ロジック
2026/02/03

IT領域を中心にヘッドハンターとして多くの履歴書を見てきた中で、
私はある共通点に何度も直面してきました。

能力が低いわけではないのに、不安が消えない。
昇進しているのに、将来が見えない。

その原因は、努力不足ではなく、
自分に合わないキャリアの型を歩いていることにある場合が少なくありません。

日本の企業社会では、古くから語られてきた基本的な区分があります。
それが Specialist(専門職) と Generalist(総合職) です。

Specialist は、市場で評価される明確な専門スキルによって価値を築きます。
会社が変わっても、スキルは持ち運ぶことができ、
キャリアの安全性は「市場」から得られます。

一方で Generalist は、調整力・判断力・組織理解によって価値を発揮します。
社内では不可欠な存在になりやすい反面、
その価値は特定の組織構造に強く依存します。

ヘッドハンターの視点から見ると、
Specialist は転職市場での可動性が高く、
Generalist は現職企業の中でこそ力を最大化しやすい傾向があります。

どちらが優れている、という話ではありません。
重要なのは、
自分がどちらのロジックでキャリアを築いているのかを自覚しているかです。

転職のタイミングを考える前に、
まずは自分の立ち位置を正しく理解することが、
長期的なキャリアの安定につながります。

東京朝花|Tokyo Asabana
Founder Serena He
国家資格キャリアコンサルタント/MBA
在日外国人向け 教育・キャリア戦略コンサルタント
hello@tokyoasabana.com

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